Jinsen's パイプ

ベルズ: スリーナンズ -again-

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 久しぶりに吸ったスリーナンズがペリク不在。がっくりきた記事を書いたが、ペリクの現状をネットで知るうちにぼくの味覚も変わってきた。おもしろいモンである。
 あれから日に一度はスリーナンズをやるが、捨てたものでもないじゃん、という感じだ。
 しなしなした小指大のディスク状で、小さいボールだと、底はほぐして2、3枚。そのあとディスクを数枚積み重ねていき、てっぺんは火がつきやすいようにまたほぐしたのを2、3枚。着火するとゆっくり着実に燃えるところはフレークタバコと同じ。ふつうのリポンカットより数段燃焼がいい。
 ケンタッキー・ペリクはフェイク(ニセ)ペリクとした記事もあるが今ではこれが本命とするしかない気もする。その甘さと酸味がまず最初にくる。もともとのペリクはもっと野性的で漬けすぎた白菜漬けの如く、強烈な臭い酸味がきたが、こちらは上品な甘酸っぱさで臭みはない。しかしこの味はほかのタバコにはないものでやはりスリーナンズならではといえる。

 そのあとじつに旨いバージニア味がつづき、気のせいかケンタッキー葉で力強く、ややエグ味をくわえているようでもある。このバージニア味はキャベンディッシュのように丸くなく、ストレートに青臭くくる。ジャーマインのペリク・ミクスチャーはメリーランドのキャペンディッシュと混じりとろとろに甘口だが、こちらはキリッとしたバージニア味とケンタッキー・ペリクの甘酸っぱさが交互にくる。これもスリーナンズの特徴だ。さらにもともとのスリーナンズにあったお花の香りがごくたまにきて、このあたりはオーリック社に喝采を送りたい。
 欠けているのは純粋ペリクの臭気と強烈な酸味。それが薄まってはいるがそのほかの特徴はよくコピーされている。海外のレビューアーがオーリックはよくやったと賞讃するのももっともだと思った。今となっても純粋ペリクの臭気などを求めるのは年寄りのノスタルジアなんだろうなァ。

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by jinsenspipes | 2010-02-01 01:45 | スリーナンズ | Comments(2)
Commented by いまむー at 2010-02-01 18:42 x
確かに!!(笑)
スリーナンズはペリク物ではなくなったけど、
バージニア物として味わえばやっぱり美味しいですよね。
昔付き合ってた女の子が、今はおばちゃんになってるけどやっぱりフィーリングは合うみたいな。??
オーリックって会社なんですね。
なんか興味が出てきました。
赤い袋のやつ今度吸ってみます。

では、また!
Commented by jinsenspipes at 2010-02-01 23:39
>いまむーさん
ハハハ。喩えがおもしろいですね。実感がこもってます。
オーリックのゴールデンスライストはおいしいバージニア葉です。
今のダンヒルもこの会社のはずですね。
ネットで調べても詳しいことはわかりませんけど。
いつも読んでくださってありがとうございます。