Jinsen's パイプ

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ミドルトン: プリンス・アルバート

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 1907 年に発売。アメリカで売上NO1、アメリカを代表するパイプ・タバコですね。
 バーレー100%。まじり気なし。添加物もほとんどなく、とにかく最初から最後までバーレー味。これがアメリカ人好みのタバコなんだと思う。
 あちらのレビューはどれも大絶賛。
「詰めるにはパイプをポウチに突っ込み、指先でかっこめばいい。車のハンドルを片手で握って空いた手で楽にできる。着火はアメリカ伝統のマッチ1本がルール! ジャスト・バーレー! ほかに何も無し! 旨いゼ」
 とくる。
 アメリカ人にはヨーロッパ・コンプレックスが根にあるから「詰めるのは3段詰め」とか「マッチ2本で着火」とか面倒な手順をひけらかすヨーロッパ・スノップにひと泡ふかせた気分が行間にあふれていてたのしい。
 じつは昔むかしぼくが初めて買ったタバコがおなじバーレー味のハーフ&ハーフなのでこの味は懐かしい。金属の表面を舐めたような感触の味でやや焦げ臭い。まろやかですべすべして甘い。バージニアの青臭さや刺激はまったくない。タバコを吸ってるという気分をしっかり味わえる。火つきも火持ちも最高にいい。
 ニコチンもほどほどにくるので、さ、一服するか、というときには最適だし、実用一点張りのアメリカ人にとってタバコはこれで充分なのだと思う。
 しかし日本人のぼくはそのあとバージニア葉の味を知り、その繊細、微妙、淫靡な味に魅了されていまではバーレー・タバコは吸わなくなった。ある日ふと思いつき、これとハーフ&ハーフを買ってしばし青年期を懐かしがった。いま吸ってみるとややPG(プロピレングリコール)が匂う。湿り気を出すPGはアメリカ・タバコにはどっさり入っていてキャプテン・ブラックなどはPG味がメインのような気がしてくるが、このクスリ臭さ、これもアメリカ好みなのだろうか。

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by jinsenspipes | 2010-01-17 12:27 | プリンスアルバート | Comments(0)